「源氏物語 千年の謎」感想掲示板

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[1]　アトム@管理人　2011/12/10 Sat 02:30

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美しいの一言でした

ご無沙汰しておりました。イギリス在住ゆ〜むずです。ちょうど一時帰国に今回の映画公開が重なり、しかも初日舞台挨拶のチケットを友人が当ててくれて初めて「生」斗真くんを見てきました。
ゴージャスな女優陣の中、斗真くんは映画のように光り輝いていましたよ。（午前の舞台挨拶の衣装は白ではなかったです）
映画の感想としては、ストーリーの発想が面白かったと思います。二つの次元の物語が別々に進められているところに阿倍晴明が２つの世界を繋げ、最後に紫式部と光源氏が出会う結末はいい演出だったなぁと思いました。ただ、最後の光源氏の「笑い」がどうも「人間失格」の大庭葉蔵と重なって見えて・・・。あの演出には違和感を感じてしまいました。私の理想の結末は、光源氏はそんな物語の作り手が描く運命には負けないという前向きな眼差しのアップがほしかった（あくまでも私個人の感想です）
あとは、光源氏がそれぞれの女性に対して真摯な眼差しと愛を表現したところは斗真くんの人柄そのものなのかなと思わせるような誠実オーラ全開でした。
藤壷中宮の心の葛藤や、六条の御息所の狂しいほどの嫉妬や、紫式部の思慮深さなど女優の方々が本当に奇麗で上品に演じておられました。どの女優さんもイメージ通りで文句なしです。
映画の中の所作や衣装なども充分に楽しみました。
あと、「衣擦れの音」とよく古典にでてきたのですが、この映画を見て「ああ、これが「衣擦れの音」なんだ」と分かったのが私の小さなポイントでした。
あと、男性陣の俳優さんも美しい方ばかりで、東山さんが本当にいい存在感で映画を引き締めてくれてるなぁと思いました。

海外で上映されるのか分かりませんが、
物語の中の二次元がもう少し分かりやすかったら海外での上映も成功するのではないでしょうか？期待しています。

長文失礼いたしました。

[3]　ゆ〜むず　2011/12/11 Sun 23:24